
教授
若林 美宏
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概要
当教室では、眼科の幅広い領域にわたり、基礎から臨床まで実践的な研究を行っています。
主なテーマは、ぶどう膜炎の発症メカニズムとバイオマーカーの探索、眼腫瘍の診断?治療法の開発、網膜硝子体疾患や角膜感染症の病態解明、新たな緑内障診断システムの構築などです。豊富な臨床データを活用し、診断法や治療法の最適化、予後予測にもつながる研究を推進しており、将来の医療現場に直結する成果を目指しています。
教育内容
主な研究領域(研究内容)
- ぶどう膜炎の発症機構の解明とバイオマーカーの確立
- 眼腫瘍の臨床病理と新規治療法の開発
- 網膜硝子体疾患の病態解析と薬物療法の開発
- 感染性眼内炎と硝子体の関連から病態解明を探る
- 早期緑内障診断システムの開発
- 角膜感染症の病態解明
大学院医学研究科について
担当科目名称
眼科学
講義概要
次世代シークエンサーなどを用いた新規疾患関連遺伝子の探索、メタボローム解析、蛋白機能解析を行い、難治性眼疾患の病態解明や新規治療法の開発を目指しています。本学の基礎講座や他学との共同研究も積極的に行っています。また、当研究室ではマウス専用の視力測定器(OKN)や、小動物専用のOCT(Heiderberg社, Spectralis)なども完備されており、臨床的な見地からの動物実験も行っています。さらにConditional knockoutマウスの交配や、感染性角膜炎および眼内炎モデルを用いた研究、フローサイトメトリーを用いた免疫学的解析を駆使した分子生物学的手法を用いた研究などが行われています。定期的に教職員が大学院生とミーティングを行い、基礎と臨床の両方の視点から眼科学の理解が深められるよう大学院教育を行っています。